修行を積んで昇段審査 八段 

剣道の段位は初段から八段まであります。それぞれの段位は基準に該当するものに与えられるとなっています。
因みに八段は、剣道の奥義に通暁、成熟し技量円熟なる者に八段を与えるとなっています。
受審資格は年齢や剣道のキャリアによって次のような定めがあります。
初段 一級受有者で、中学2年生以上の者
二段 初段受有後1年以上修行した者
三段 二段受有後2年以上修行した者
四段 三段受有後3年以上修行した者
五段 四段受有後4年以上修行した者
六段 五段受有後5年以上修行した者
七段 六段受有後6年以上修行した者
八段 七段受有後10年以上修行し、年齢が46歳以上の者
となっています段位は単に剣道が強ければ良しとせず剣道は人間の修行鍛錬の場と
捉えているわけです。
審査の方法
   1.段位の審査は、実技、日本剣道形(以下「形」という。)および学科について行う。
   2.学科の審査は、筆記試験により行う。
   3.初段ないし七段の審査において、形または学科審査の不合格者は、その科目を再受審する
     ことができる。
   4.八段の実技審査は、第一次と第二次を行い、第一次に合格した者が、第二次を受審するこ
     とができる。
   5.八段の形および学科審査は、実技審査合格者について講習を行ったうえで実施する。
   6.前5項に規定するもののほか、審査の方法および運営については別に定める。

  審査の合否
   1.初段ないし三段の審査は、審査員3名以上の合意により合格とする。
   2.四段ないし七段の審査は、審査員5名以上の合意により合格とする。
   3.八段の第一次実技審査は、審査員5名以上の合意により合格とし、第二次実技審査は、審
     査員7名以上の合意により合格とする。
   4.六段および七段の学科審査は、2名以上の合意により合格とする。
   5.八段の形および学科審査は、2名以上の合意により合格とする。

  特別措置
   1.全剣連会長は、六段ないし八段の審査に関し、合格の決定を不当と認めたときは、全剣連
     選考委員会の意見を聴いてこれを取り消すことができる。
   2.全剣連会長は、六段ないし八段の審査に関し、特段の事由があると認める受審者について
     は、審査会の評決を斟酌したうえ、全剣連選考委員会の意見を聴いて、これを合格とする
     ことができる。
   3.全剣連会長は、六段ないし八段の審査に関し、不正の手段によって審査を受け、または受
     けようとした者に対しては、合格を取り消し、またはその審査を停止することができる。
   4.前項の規定は、加盟団体が行う初段ないし五段の審査において準用する。








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